中日ダヤン・ビシエド内野手(32)が23日、チームを鼓舞するために青髪に変身した。

ドラゴンズブルーに染まった頭髪で、登場。ナインが目を丸くしたが、ビシエドは「気分転換で変えてみたいと思っただけ。似合わなかったらツルツルにするよ」。前日の練習後、妻に頼み、次男ブライアン君(6)と同じ色に染めてもらった。。17年に金髪に染めて以来、来日2度目のイメチェンに主砲はニヤリ。与田監督を初めナインも、ニュービシエドを歓迎した。

チームは前半戦を借金「10」の4位で終えた。チーム打率2割3分8厘、同49本塁打、同249得点はともにリーグ最下位。投手力は安定しているが、攻撃力アップが反攻のカギになる。不動の主砲は、14本塁打、50打点の2部門でチーム内トップに立ち、打線を引っ張る。「自分だけでなく、チーム全体で(数字を)上げていきたい。チーム全体が、この頭でリラックスしてくれたらいい。色を塗った意味がある」と狙いを明かした。

全体練習2日目も、ビシエドは他のナインと同じ練習メニューをきっちり消化した。28日から始まるエキシビションマッチで調整し、後半戦に臨む。来日6年目の主砲が、ドラゴンズブルーの髪でシーズン後半の反攻をけん引する。【伊東大介】