阪神陽川尚将(30)が執念の決勝打を復調のきっかけとする。

ウエスタン・リーグ中日戦(鳴尾浜)に合流し、5番・指名打者でスタメン出場。3打席連続三振も、最後に勝負強さを見せた。同点の8回2死一、二塁で左腕近藤から左翼へ。強烈な回転の打球は左翼手のグラブをはじき、決勝の2点二塁打となった。平田2軍監督は「陽川さんの執念じゃないか。安打が出ることで少し上がってくると思う。きっかけにしてほしい」と期待した。陽川は24日の同戦にも出場する予定。