ロッテ中村奨吾内野手(29)が24日、ZOZOマリンでの練習に参加し「野手陣もプレーボールからしっかり仕掛けていければなと思います」と、3位でスタートする後半戦への思いを話した。

チームは前半戦で37勝し、そのうち先発投手の白星は25勝だった。中村奨は試合終盤の粘りが多かったことにも言及しながら「前半に得点を取って先発投手を楽に投げさせてあげることは逆に少なかったので。先発投手にあまり勝ちがついていないということは野手陣としての課題もあると思います」と口にした。ここまでは益田、佐々木千ら救援陣への負担も大きい。「もっと前半に点を取って、先発投手に7~8回を投げてもらえるのがチームとしては一番いい戦い方かなと思います」と話す。

自身は不動の3番打者として打率3割超をマークし、50打点を挙げているものの「満足しているわけではないです」とし「しっかりやるべき仕事をやってチームが勝つのが一番かなと思います」と個人成績に強いこだわりもない。全体練習と取材対応を終えたキャプテンは、長袖をまとった。8月中旬のシーズン再開に備え、炎天下を黙々と走った。【金子真仁】