西武増田達至投手(33)が12日、5月4日に出場登録を抹消されて以来、約3カ月ぶりに1軍に合流した。

後半戦開始直前に戻ってきた背番号「14」は「(東京五輪による)中断期間中、走り込みを中心に調整してきました。明日からしっかりとチームに貢献できるように頑張ります」と意気込みを示した。

昨季セーブ王に輝いた絶対的守護神だが、今季は15試合に登板し、0勝2敗8セーブで防御率6・75。5月1日の日本ハム戦(札幌ドーム)では、3点リードの9回から登板も、4失点でサヨナラ負けを喫するなど苦しんだ。

離脱中に平良海馬投手(21)がさらに成長し、抑えを任されるまでになったが、現在5位のチームが上位を目指す上で増田の復活は不可欠。右腕が輝きを取り戻し、チームに勢いをもたらす。