ロッテ藤岡裕大内野手(28)が懸命に勝利に貢献した。

まずは2回、安田の適時打で先制し、もう1本欲しいところで中前へ適時打。「もう1点と思って打席に入りました。つないでくれた前のバッター、みんなさまさまです」と感謝した。

5回の打席では、セーフティーバントの構えをしたところ、西武ニールの内角球で体に向かってきて、そのファウルが左ひざに当たる不運。一度ベンチで治療したが、直後のスライダーをしっかりスイング。センターオーバーとなり、三塁まで激走した。

直後に加藤の遊ゴロで、完璧なスタートで本塁突入。西武源田の悪送球を誘い、勝ち越しとなる貴重な3点目のホームインとなった。

14日のオリックス戦で2本の二塁打を放ったと思ったら、翌15日はタイミングに苦しんで4打席連続空振り三振。ところが17日西武戦は3安打し、この日も2安打と、いろいろなことが起きている。

エチェバリアが遊撃に入り、本職ではない三塁を守りながら、打率も高めてきた。井口資仁監督(46)も「本当に一生懸命頑張ってくれていると思います。あそこでつなぐと上位に回ってくるので、大きいと思います」と働きぶりをたたえている。

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