首位阪神が最下位広島に連敗した。チームは4番大山を先発から外し、3番ロハス、4番サンズなど打線改造を敢行。ただ先制した直後の1回に逆転されると、ひっくり返す力はなかった。2位巨人と3位ヤクルトが引き分け、引き離すチャンスでつまずき、29日は結果次第で3位転落もあるピンチを迎えた。

▼阪神が広島に敗れ、2位巨人、3位ヤクルトが引き分けたため、それぞれとのゲーム差が1・5、2となった。ゲーム差はあるが、阪神は29日に首位から一気に3位まで転落する可能性がある。巨人が同日の中日戦に勝つと勝率5割7分5厘、ヤクルトもDeNA戦に勝つと同5割7分3厘1毛、阪神が広島戦に敗れると同5割7分2厘9毛となって2チームが上回る。巨人は2位阪神とゲーム差マイナス0・5で首位、ヤクルトは同1で2位になる。