智弁和歌山出身で2年目の楽天黒川史陽内野手(20)が、夏の甲子園を制覇した母校に祝福コメントを贈った。

黒川は1年夏から5季連続で甲子園に出場。3年夏はヤクルト奥川擁する星稜に敗れ、3回戦敗退となった。19年ドラフト2位で楽天に入団した。

球団を通じ「優勝おめでとうございます。今回はコロナ禍ということもあり、いろいろな方々のサポートや応援があっての優勝だと思います」と祝福。兄弟校の智弁学園との決勝も「『智弁対決』で、ユニホームが同じで分からないという話もありましたが、僕にははっきりと見分けがついていましたし、和歌山をしっかり応援していました」とOBとして母校へしっかりとエールを送っていた。

「高嶋先生の下で1年半、中谷監督の下で1年やらさせていただき、おふたりのご指導を受けることができたことは自分の財産になっていますし、智弁で野球ができたことを誇りに思います」と恩師へ感謝の気持ちを込め「後輩たちから刺激をもらいましたので、自分も後輩たちに負けないよう、『智弁魂』で頑張ります」と自身の活躍を誓った。