7日の巨人戦(横浜)で移籍後初登板、初先発するDeNA宮国椋丞投手(29)が6日、本拠地の横浜スタジアムで練習を行った。同球場で練習するのは移籍後で初めて。東京五輪後に新しくマウンドの感触を、プレートの両端から念入りに確かめた。

練習後は「開放感があって気持ちいい。ここでスタジアムのマウンドで投げることを目標にやってきた。明日は精いっぱい今までやってきたことを出せればいい。以前投げた時と多少変わっていると思った。オリンピックの後でその関係もあるかな。特に問題なく明日は投げられると思う」と笑顔で話した。

前回登板は支配下登録の最終テストとなった同28日のイースタン・リーグ巨人戦(ジャイアンツ)で、6回無失点と好投した。中9日での登板となる。調子は「悪くはない。特に意識せずにファームでやってきたことを出せたらいい。ベイスターズに来て初めての登板なのでチームに貢献したいという気持ち。一員となれるようなピッチングができるように頑張りたい」と意気込んだ。