今季限りでソフトバンクを退団するウラディミール・バレンティン外野手(37)が、鷹ラストゲームに「4番DH」でスタメン出場し、左翼へ特大アーチを描いた。

3ー3の8回無死走者なしで、中日マルクの146キロ直球を強振。打った瞬間にそれと分かる完璧な当たりで、左翼の防球ネットへ突き刺した。4打席立って、1本塁打含む2安打1打点、1四球1三振だった。

試合前は球場に駆け付けたファンに手を振るなど笑顔も見られた。今後はチームを離れ、近日中に帰国するとみられる。来季以降の移籍先が見つからない場合は、現役引退の選択肢も視野に入れている。

また、今季限りで現役を引退する中日の藤井淳志外野手(40)も「4番右翼」で先発出場した。