今季限りで引退した日本ハム斎藤佑樹投手(33)が、伝統の早慶戦で“解説者デビュー”した。

勝った方が優勝の一戦で、NHKの中継にゲストで登場。

スーツ姿で放送席に座り「こうやって野球を見るのは新鮮な気持ちです」とあいさつ。早慶戦を生観戦するのは「中学生の時以来です」と早実入学前の群馬・生品中時代以来となった。

斎藤自身は早大在学中に東京6大学リーグ通算61試合に登板し、31勝15敗の成績を残した。

早大4年秋には、50年ぶりとなる早大、慶大による優勝決定戦に先発。8回1死までノーヒットに抑える好投で優勝に導いた。試合後は、のちに流行語大賞特別賞を受賞した「持っているのは仲間です」の名スピーチが飛び出した。