ロッテが崖っぷちに立たされた。0-2でオリックスに2試合連続となる完封負け。相手アドバンテージも含め“3敗目”となり、2位からの下克上には、残り4戦を4連勝するしかなくなった。

6回2死で先発の美馬学投手(35)が緊急降板。3番吉田正尚外野手(28)の強烈なライナーが右膝上に直撃した。強襲安打となり、急きょ登板した2番手の東妻勇輔投手(25)が初球を杉本裕太郎外野手(30)に左翼へ先制2ランを運ばれた。これが決勝点になった。

打線はこの日もつながらず、散発4安打。2回は併殺打、6回は犠打失敗と、ともに先頭打者を出したが、好機を広げられなかった。