前巨人バッテリーコーチの相川亮二氏(45)がDeNAの1軍バッテリーコーチに就任することが18日、分かった。近日中に発表されるとみられる。石井琢朗氏、斎藤隆氏、鈴木尚典氏に続き、さらに球団OBがコーチとして結集した。

相川氏は、東京学館から94年ドラフト5位で横浜(現DeNA)入団した。谷繁元信捕手の退団後、三浦大輔(現監督)とバッテリーを組むなど、正捕手として活躍した。アテネ五輪、第1、3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では日本代表に選ばれた。

08年オフにメジャー移籍を目指して海外FA権を行使し、09年からヤクルトへ移籍した。15年に巨人へFA移籍し、17年限りで現役を引退した。19年から巨人でコーチを務めていた。

DeNAは今季、正捕手が固定できなかった。6人を起用したが、最多出場の戸柱恭孝でも54試合出場にとどまった。チーム防御率は12球団最悪の4・15。相川氏には14年ぶりの古巣復帰で、改善が期待される。

新沼慎二1軍バッテリーコーチは退任する。