DeNA牧秀悟内野手(23)が28日、日本シリーズを見て、今季6勝17敗2分けと苦しんだヤクルト戦で、来季への戦い方を思い描いた。

「どの試合も接戦で、点を取られても取り返す。見応えはすごくあった」としながら、オリックスに自分たちを投影した。「攻撃は先制点を取るし、取られても追いつくし、追い越した試合もあった。そういうところは、同じようなやられ方があった。そういうところが強いと思った」とヤクルトの粘りに強さの源泉を見た。

牧自身は今季、ヤクルト戦で打率3割3分、OPS1・028で、5本塁打19打点と打ちまくった。だが、チーム全体では、来季に巻き返す必要がある。「本当に粘り強い野球なので最終回まで分からない。粘り勝つことが大事。取られても取り返す気持ちでいければ」。終盤の粘りを強調していた。