阪神糸原健斗内野手(29)は11日、島根・出雲市内の出雲ドームで「プロ野球現役選手によるシンポジウム『夢の向こうに』in島根」に出席した。

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糸原は島根県内の39校の高校球児約160人を前に守備や打撃、バントなどを実演指導した。ゴロの捕球位置を球児に聞かれると「薬指の付け根あたり(でボールを捕る)。その方が握り替えも早い。こっち(人さし指)の方だと遅くなる」と、コンマ数秒を争うプロならではのテクニックを伝授。「僕自身もとても楽しみにしていました。島根県の高校野球が強くなればいいなと思います」と充実の笑顔だった。