奈良・奈良市出身の阪神小野寺暖外野手(23)が12日、奈良・北葛城郡広陵町の広陵中で「プロ野球・奈良県人会 地元に恩返しスペシャル」と題された野球教室に参加した。

【関連記事】阪神ニュース一覧はこちら―>

県内の小学4~6年生、約90人が参加した。

打撃を教えた小野寺は「(バットにボールが)当たらんくてもいいからフルスイングでがんばろ。やっぱりホームランは楽しいから。打つ楽しみを感じてほしい」と言葉を送った。

小野寺は9月30日広島戦(甲子園)でバックスクリーンにプロ第1号を放った。19年育成ドラフト1位で阪神に入団し、今年4月に支配下選手登録を勝ち取った苦労人が、野球の本質である「楽しさ」を子どもたちに教えた。

野球教室には他に、橿原市出身で高田商OBのDeNA三浦大輔監督(47)、奈良市出身で天理OBのヤクルト西浦直亨内野手(30)、橿原市出身で天理OBの元阪神関本賢太郎氏(43)、橿原市出身の兵庫ブレイバーズ久保康友投手(41)が参加した。