元ヤクルトの近藤一樹投手(38)が、来季も四国IL・香川オリーブガイナーズで投手コーチ兼任で現役を続けることが12日、分かった。

近鉄に所属した最後の投手として、独立リーグでプロ21年目を迎える。20年限りでヤクルトを自由契約になり、今年からコーチ兼任で香川へ。中継ぎ、抑えとして20試合に登板。17回2/3を投げて26奪三振、3ホールド8セーブ、防御率2・55で前期優勝と総合優勝に貢献した。拠点のグラウンドがないなど大きく環境が変わった1年。「今まで当たり前だったことがそうではないと感じた厳しい環境だった。選手たちがついてきてくれる練習、環境をつくっていきたい」と話した。