“ゴリラ同盟”で大暴れだ! 阪神ドラフト2位の創価大・鈴木勇斗投手(21)は12日、甲子園と鳴尾浜の球団施設を他の新人7選手と見学し、寮の隣部屋が20年ドラフト1位の佐藤輝になると明かした。

大学でのニックネームが「ゴリラ」の鈴木と、オープン戦で本塁打時に「ドラミングパフォーマンス」でナインを盛り上げた佐藤輝。ゴリラにまつわる2人? が壁1枚隔ててお隣さんになるるわけで、鈴木は「自分の隣の部屋が佐藤輝明さんでいろいろお話できたら。生活のリズムとか全く違うと思うのでたくさん質問したい」とさっそく教えを請う計画を描いた。

最速152キロの左腕はスタミナ自慢で、こと野球に関しては質問攻めも得意。仮契約時には4学年下のドラフト1位森木に対し「自分にはない感覚とか持っていると思うので、いろいろ聞いてみたい」と話しており、疑問はぶつけるスタイルだ。

もう一方の隣部屋にはドラフト3位の新潟医療福祉大・桐敷が居を構える。「左投手はマイペースですし、変なやつが多い(笑い)。聞きたいことがあったら聞いていこうかな」。同じサウスポーだけに「一緒に切磋琢磨(せっさたくま)して成長していって。お互い高め合いながら」。鈴木はご近所付き合いを大切するプロでの新生活を思い描いた。【前山慎治】