正真正銘の「メガゴジラ」が誕生した! 巨人秋広優人内野手(19)が16日、都内の球団事務所で契約更改交渉を行い、60万円アップの年俸600万円でサインした。来季から背番号が「68」から、かつて松井秀喜氏が背負った「55」に変更になることが決まった。

「(球団からは)背番号も変わるので来季は1軍で出続けられるようにと話をされた。ジャイアンツの55番ということで松井さんから受け継ぐものもある。背番号に恥じないようにしっかりと頑張りたい。いずれは本塁打55本打てるように、いずれは本塁打王をとれるように頑張っていきたい。」と話した。

20年ドラフト5位で二松学舎大付(東京)から入団。身長2メートルの“メガルーキー”は、今季のイースタン・リーグで82試合に出場し、打率2割2分9厘、8本塁打をマークした。一塁、三塁、中堅など内外野問わずに出場を重ね、経験を積んだ。9月29日の中日戦(バンテリンドーム)では、代打で1軍初出場、初打席に立った。左飛に倒れ、プロ初安打は来期以降に持ち越したが、期待値の高さをうかがわせた。

背番号55は松井秀喜氏以降、08年ドラフト1位の大田泰示(来季からDeNA)が13年まで背負った。その後は空き番号となっていた。元祖ゴジラの松井氏と同じ左打者で2メートルのチーム最長身の秋広がゴジラの系譜を受け継ぐ。

今オフはシーズン途中に日本ハムから加入した中田翔に「一緒にやりたいんです」と合同自主トレ参加を志願。沖縄・石垣島でソフトバンク黒瀬、日本ハム姫野とともにトレーニングを積む。