楽天銀次内野手(33)が、料理で気分転換を図る。

「(22年は)間違いなく走る量が増えると思う。しっかりもう1回鍛え直す」と自主トレで体力向上を目指す一方で「料理ですね。すしを握りたいです」と、野球以外の取り組みを明かした。今季は7月に新型コロナウイルスに感染して入院。「味もにおいもわからないですから」と、食べることの大切さが身に染みたという。釣りが得意というベテランが、魚もゴロも華麗にさばいていく。

【関連記事】楽天ニュース一覧

13年の日本一も経験している銀次は「ベンチの盛り上がり方がやっぱり違いますよね。ランナーが出てなくて、ヒット打って、みんなで盛り上がるところは見ていてすごいなと。いいなと思いました」と、日本シリーズを戦ったヤクルトとオリックスに団結力の強さを感じたという。「日本シリーズと聞くだけで、その響きだけで、パッとよみがえります」。8年前に当時の星野監督に抱きついた記憶は強く残っている。「野球をしている以上、絶対優勝というのは常に思ってやっているので」。日本一へ、ベテランが底力を見せていく。