阪神大山悠輔内野手(27)、糸原健斗内野手(29)、熊谷敬宥内野手(26)が沖縄・宜野座での1軍キャンプ2日目の2日、今キャンプチームで初めて早出特守を敢行した。矢野燿大監督(53)、井上ヘッドコーチ(50)が見守る中、約38分間ノックを受け続けた。

午前9時過ぎからメイングラウンドでアップを開始。同17分に藤本内野守備走塁コーチがノックを打ち始めた。大山は三塁、糸原と熊谷は遊撃の位置でゴロを受け続けた。後半は久慈内野守備兼バント担当コーチがバットを握ると打球を左右に振り、選手たちは一塁送球まできっちりとこなした。

残り5分になると、3選手が三塁の前進守備の位置に集合。至近距離で左右に振られる速い打球を受け続けた。

阪神は昨季チーム失策数86で、4年連続12球団ワースト。課題の守備力向上へ、全体練習前にみっちりと汗を流した。