ラオウに金棒! オリックス杉本裕太郎外野手(30)が、愛用するシークエンスバットに感謝した。

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持ち手が2カ所ある相棒で「手首を返さないようにする意識」を保つため宮崎キャンプに持ち込み、ティー打撃で使用している。フリー打撃では快音を連発し「手首を早く返しちゃうと、ゴロになりやすい。バットの面を少しでも長く軌道に入れたい」と手応えを感じた様子だった。

この日は節分で、2年連続で豆まきイベントに参加。バルガスとともに、鬼に扮(ふん)した報道陣に目掛けて豆をぶつけ「我が豆まきに一片の悔いなし」と本塁打後に右拳を突き上げる恒例の「昇天ポーズ」を決めた。昨季も参加して、本塁打王を獲得。今季も福を呼ぶ男は「このチームに鬼みたいな人はいない。みんな良い人」と笑った。

優勝した昨季、チームにとって鬼だったのは唯一負け越した日本ハムで、杉本も闘志を燃やす。「監督も(新庄)BIGBOSSに代わってから目立っている。試合が始まったら野球で勝って、負けないようにしたい」と意地を燃やした。【真柴健】