ロッテ本前郁也投手(24)が先発入りへアピールを続けている。

先発で2回無失点だった17日の巨人戦(那覇)に続き、この日のオリックス戦は2番手で3イニング。1死球を許したものの、無安打無失点で抑えた。

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力みのないフォームから140キロ台前半の直球で差し込む場面が多く、持ち味を発揮した。右打者に自分のスイングをさせない場面もあった。「前回と一緒で直球を主体にしてカウントを作っていければいいなと思って、それはできたと思います」。

打者10人に対し、2ボールになったのが6人。「次回に向けてストライク先行の投球ができるように練習していきたいなと思います」と話した。

昨季の開幕直前に支配下登録され、シーズンではチームの開幕5連敗を止めた。昨季はその1勝に終わった左腕に対し、井口資仁監督(47)は「非常にいい形を見せてくれたかなと」とこの日の投球を評価。シーズンでも先発候補の1人になる。【金子真仁】