レベチを封印。今季は「自信しかない」をキャッチフレーズにする巨人中田翔内野手(32)が“確信”への階段を順調に上がっている。

4回無死満塁。DeNA2番手ロメロと対戦した。対外試合4戦連続安打中だけに期待は高まる。カウント2-2から外角変化球にバットを止めた。

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フルカウントから1球ファウルをはさみ、もう少しでバックスクリーンへのグランドスラムかと思わせる大飛球で先制中犠飛をマークした。「打った瞬間にいったと思ってしまったので、2、3歩歩いてて走ってセンターフライでめちゃくちゃダサかったので、風に負けているようじゃしっかりスピンがかかってないのかなと思いました」。

6回2死。DeNAエスコバーの152キロ直球をレフト線への二塁打を放った。対外試合5戦連続安打となり、11打数5安打、打率4割5分5厘。代走岸田が送られ、ベンチに退いた。那覇のファンから大喝采を浴びた。

「しっかり打席の中で自分のスイングができたと思いますし、また課題も見つかりました。自分の中で意識的に直していけるようにいろいろと考えてやっていきたいと思います」と充実の表情だった。

▽巨人丸(DeNAとのオープン戦でロメロから“今季初安打”となる中前打)「いい準備ができたと思いますし、最後に試合でも何とか1本出てよかった」