19年ドラフト1位の堀田が、好投で初の開幕ローテ入りに急接近した。

オープン戦・中日戦(バンテリンドーム)に先発。11日に支配下再契約し、背番号「91」の初マウンドで躍動した。目安の70球を超える76球でプロ最長の5回3安打無失点4奪三振と「自信にしていけると思う」と貫禄たっぷりの投球を披露した。

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最大の武器である伸びのある直球に加え、テーマに掲げたカーブを効果的に使った。7球中4球がボール球と成長の余地を残すが、2回2死一塁から同世代のスター・石川昂の目線を狂わせた。カウント1-1からの3球目、110キロカーブで空振り。追い込んで優位に立ち、5球目チェンジアップで中飛に打ち取った。「カウント球や空振りを取れたのは、収穫かなと思います」と好感触を得た。

オープン戦3試合で10回無失点と0行進。圧倒的な結果で開幕ローテをたぐり寄せた。