ロッテ佐々木朗希投手(20)が大観衆の中、完全試合達成後初の先発マウンドに上がる。試合は午後2時開始予定。

チームはここまで8勝8敗、勝率5割でパ・リーグの3位につける。チーム防御率、チーム打率ともリーグ2位で、盗塁数24は12球団断トツだ。投打がしっかりかみ合えば、佐々木朗の3勝目の確率も高まる。

打線では、4番を務めるレアードが11試合連続安打を放つなど好調を維持している。高部、藤原の若い1、2番は調子上向きで、16日の日本ハム戦でも2人で合計3つの盗塁に成功するなど役割を果たしている。3番中村奨がうまく結節点となり、序盤から主導権を握りたい。

 

日本ハムの先発は上沢。5日の日本ハム1回戦(札幌ドーム)でも戦っており、約2週間ぶりの対戦になる。前回は4回までに8安打を浴びせるなど、打線全体でしっかりと対応した。調子の上がらないマーティン、やや下降気味の佐藤都も、前回は上沢から第1打席で安打を放っている。注目の一戦で本来の調子を取り戻せるか。

先発投手陣と比べると、今季はここまでリリーフ陣にやや不安が残る。中6日が続く中で、佐々木朗が何回まで、何球まで投げるか。東條、西野はしっかり仕事をこなしており、守護神益田にしっかりバトンをつなぎたい。【金子真仁】