阪神の先発青柳が6回2失点の力投で規定投球回に乗り、防御率1・33で再びセ・リーグ1位に浮上した。中5日で迎えた巨人戦。無四球で、今季最多8三振を奪うなど試合をつくった。しかし、援護に恵まれず5勝目はお預けとなった。

両軍無得点の6回1死二、三塁から岡本和に左前への2点適時打を浴び、先制点を献上。「粘ることができずに悔しい」と話したが、矢野監督は「(6回は)何が何でも最少失点で食い止めてやるというような気持ちもしっかり出て、結果もそれに伴うような投球だった」とたたえた。

「8番打者」としては、3回1死から今季2安打目となる左前打を記録。18日ヤクルト戦でプロ1号を放った西純、19日の同戦で左前打を放ったガンケルに続き、「8番投手」が3戦連続安打を決めた。

次戦は中6日で27日ロッテ戦(ZOZOマリン)に先発する見込み。「完全試合男」佐々木朗との投げ合いが、いよいよ実現する。