高卒2年目の巨人中山礼都内野手(20)が幻の“プロ初アーチ”で試合を振り出しに戻した。

2点を追う5回2死二塁、日本ハム上沢に追い込まれながらも食らいつき、10球粘る。11球目、131キロのチェンジアップをうまく捉え、痛烈な右前打を決めた。

この打球を、バックホームしようとした日本ハム万波が痛恨の後逸。ボールが転々としている間に中山が快足を飛ばして本塁に生還した。記録はランニングホームランではなく、シングルヒットで打点なしとなったが、粘った末の貴重な一打だった。

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