ソフトバンク4年目の奥村政稔投手(30)が、29日のロッテ戦(京セラドーム大阪)でプロ初先発に挑む。

疲労などを考慮された和田毅投手(41)の代役として「鷹の祭典2022」の最終戦を任された。奥村は「楽しみも不安もあるけど、やるしかない」と意気込んだ。

中津商(大分)から九州国際大(福岡)を中退。その後は三菱重工長崎、三菱日立パワーシステムズ(神奈川)を経て18年ドラフト7位で入団した。今季はウエスタン・リーグで15試合に登板し、うち10試合は先発。6勝3敗、防御率3・14で、5月24日の2軍オリックス戦(タマスタ筑後)では3安打完封勝利を挙げている。「去年の途中から先発をやりだして、やはり1軍のマウンドで投げるためにいろんなことを想定してきた。特別な思いもあります」。

1軍では通算17試合で0勝1敗、防御率7・02。プロ初勝利の期待もかかる。

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