中日が4時間38分の激戦を制し、引き分けを挟み3連勝とした。
3-3の延長11回2死一、二塁で広島7番手の守護神栗林から岡林勇希外野手(20)が左翼線へ適時二塁打を運んで勝ち越し、さらに1点を加え逃げ切った。先発柳が5回3失点で粘り、清水が50試合目で30ホールドを挙げるなどリリーフ6人がゼロを並べ勝利に貢献した。
試合後の立浪監督の一問一答は以下の通り。
-岡林が栗林から決勝打
「それまで(の5打席は)打ててなかったけど、ああいう勝負どころで、打てないときでも打ってくれるのは、非常に頼もしい」
-4月も栗林からサヨナラ安打を打って2打数2安打2打点
「(栗林は)イニングまたぎをしていたし、多少は疲れもった。あそこはよう本当打ちましたね」
-リリーフも0を並べた
「越せるところで越せなかった。中継ぎが、この逆転を呼びこんでくれた」
-清水は50試合30ホールド
「初めてのフルシーズン。今年から中継ぎ(に配置換え)で、働きはずっと(いい)。あと10試合だが、ここからも大事。非常に彼の働きは大きい」
-高橋周を途中から起用した
「(打撃)フォーム(修正)を波留コーチとやっている。ちょっとずつ良い形にはなってきた。もう1人打てる人が出てこないと。チャンスなんで使ったが、あそこ(11回先頭)はよう四球をとってくれた。よく見極めたという四球。先頭で出たのはよかった」
-柳は5回3失点
「立ち上がりは、本人も意識している。このところうまくいってないが、柳ぐらいになればなんとか克服していかないと。その後は、5回までよく投げてくれた」
-大島と岡林の打順を入れ替えた
「相性で。数字のデータははっきり出るんで。大島が(九里を)非常によく打ってる。1、2番入れ替えました」
-17日の試合で選手交代の通告を怠り、NPBから厳重注意を受けた
「自分ではしたつもりだったんですけど、そのままリクエストに入ってしまったので。以後、はっきりと伝えるように、気をつけます」