最後の最後は古巣との対戦でマウンドに別れを告げる。今季限りで引退する西武内海哲也投手(40)が10月2日のイースタン・リーグ最終戦となる巨人戦(ジャイアンツ球場)に登板することが決まった。

19日に1軍の楽天戦(ベルーナドーム)で先発し、打者1人を二ゴロに抑えた。試合後には引退セレモニーも実施され、ファンや支えてくれた人への感謝を伝えた。ただ「今シーズンが終わるまではやりきりたい」と話していた。セレモニー後は少しだけ休養を挟み、体は動かし続けていた。

そして新たな粋な花道が用意された。最多勝2度を獲得するなどエースとして活躍。15年を過ごした巨人を相手に投げることになった。早くからグラウンドに来て練習するなど多くの人の手本となり、愛され続ける左腕。正真正銘の現役最後のマウンドは、連日汗を流した特別な場所、ジャイアンツ球場になる。

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