“デーブ”が巨人打線をつなげる“関節”となる。来季から巨人の1軍打撃チーフコーチを務める大久保博元氏(55)が15日、川崎市のジャイアンツ球場の秋季練習を初視察した。楽天の1軍監督を務めた15年以来、7年ぶりに現場に戻ってきた。
室内練習場では主力の坂本、中田やコーチ陣と言葉を交わした。新体制での初実戦となる紅白戦では、原監督の隣でスタンドから熱視線を送った。「監督がこういう野球、打撃を目指している。じゃあどういう練習をしようかとか。(野球観の)確認作業をして」と約3時間、メモ帳を手に互いの考えを擦り合わせた。指揮官も「貴重な時間だった。すごくレベルの高い話ができたという点でお互いに良かったと思います」と振り返った。
巨人打線の課題は「つながり」とみる。そのためには「犠牲心」が必要という。今季のチーム打撃成績はリーグ2位の163本塁打も、打率は同最低の2割4分2厘、犠打は同最少の73と大味だった。「つながりにしても、犠牲心をいかに払うか。どこも勝てないチームはつながらない。バントを平気で失敗するとかっていうところは感じていた」と分析。“デーブ流”を注入し、強力打線を復活させる。【小早川宗一郎】



