日本ハムは17日、金子千尋投手(38)と協議した結果、自由契約とすることが決まったと発表した。

オリックスから移籍4年目の今季は、イースタン・リーグではチーム最多の7勝を挙げたが、1軍では3試合に登板して1勝2敗、防御率4・85だった。

金子は球団を通じて「前回、自由契約になった時にファイターズからお話をいただいて4年間在籍しましたが、思うような結果を出すことができず申し訳なく思っています。今年はケガなく1年間投げ続けることができましたし、現役を続けたいと思っているので、他球団からのお話を待たせていただきたいと思います。北海道に来た時、ファンの皆様からの温かい声援がとてもうれしかったです。皆様の期待に応えられなかったことが心残りではありますが、札幌ドームでの温かく熱い応援を忘れることはありません」とコメントした。

また、稲葉篤紀GMも球団を通じて「金子千尋選手の野球に取り組む真摯な姿勢、卓越した技術と知識を評価し、コーチ就任を要請しましたが、本人の現役続行への思いが強く、その意思を尊重して自由契約という形をとることになりました」とコメントした。

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