西武松井稼頭央監督(46)の新体制が17日、スタートした。カーミニークフィールドで秋季練習の開始前に訓示。ヘッドコーチから監督となった第一声。強い気持ちでのレベルアップを求めた。

「チームとしても個の力も1個、2個、上げられるキャンプにして欲しい。技術、個の力、フィジカルをどれだけ上げられるか。強い気持ちを持って、自分に負けないように」

若手主体のフェニックス・リーグ組が帰京後は秋季練習で実戦的なメニューも取り入れることを明言。また“限界突破”も促した。

「マックスよりもちょっと上げてほしい。自分が成長するために。勝てるチームとなるには全員の力が必要。みんなで1つになって頑張っていきましょう」

山川も気持ちを新たにした。松井新監督には今季もずっと「絶対4番で任せる」と、信頼を寄せられていた。2冠に輝くも、9月の不調を悔やむ。「3位というのは僕に責任があったと思わないといけない。稼頭央さんに信用してもらっている以上、裏切らないよう練習し、チームを引っ張っていければ」と語った。

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