次なる巨人秋季練習の新メニューは「アドレナリン・コントロール」だ。この秋「200球連続ティー打撃」「15通りケース打撃」、守備では「板グラブノック」「どんぐりスロー」とユーモラスな練習を次々と実施したが、25日からの第4クールでも新練習を始める。
重要な場面で自在にアドレナリンを出せるのは一部の一流選手のみだという。来季1軍打撃チーフコーチを務める大久保博元氏(55)は「大抵は制御できずにいらぬ場面で出し切っちゃう。それを意図的にできるように」と目的を語る。
日本シリーズ第7戦、負けている9回2死満塁-。10球中1球、脂汗が出るぐらいの場面を脳内に強くイメージし、打撃練習をする。実際に汗が出ればアドレナリンが出た証拠となる。
広岡、石川、北村、香月ら実力がありながら1軍に定着できない中堅組がターゲット。春季キャンプから始める予定だったが「彼らは予想以上にできるのでレベルを上げる」。V奪回へ改革は着実に進んでいる。



