日本ハム新庄剛志監督(50)が日本一を目指す来季へ向けて、早くも補強第2弾を敢行した。佐藤龍世内野手(25)と西武山田遥楓内野手(26)の1対1の交換トレードが2日、両球団から発表された。昨年8月に西武から日本ハムへトレード移籍していた佐藤は古巣へ復帰となる。同一リーグ、ポジションも同じ内野手同士の交換トレードについて稲葉篤紀GM(50)は「お互いのニーズが一致した」と説明した。

日本ハムに移籍する山田は内野ならどこでも守れるユーティリティープレーヤー。元気の良さも売りの1つで、稲葉GMも「彼は元気印。ムードメーカーとしてチームを盛り上げていただきたいし、ユーティリティー性も持っている」と、期待した。日本ハムは10月中旬に阪神から江越と斎藤を、渡辺、高浜との2対2の交換トレードで獲得したのに続いて、今オフ2件目のトレードとなった。