ソフトバンク奥村政稔投手(30)が13日、来季育成選手として再契約した。

年俸は現状維持の900万円。オンラインで会見に臨み「球団の人ともいろいろ話をして、後ろ向きな育成というところではないということを言われた。また来年、今まで以上に全力で投げられるようにしっかり体を作って、戦えるようにしたいという思いです」と心境を語った。

奥村はプロ4年目の今季は4試合に登板。防御率0・90だった。先発を予定していた9月16日楽天戦を、右肘負傷のため緊急回避。その後、同箇所の手術を受け、10月には来季の支配下選手契約を結ばないことを伝えられていた。現在は約50メートルまでキャッチボールの距離を伸ばしており、経過は順調だという。

来季に向けては「2月のキャンプから、しっかり全力でいけるようにします。支配下に戻って、今まで投げられなかった悔しさもあるんで、投げられるようにしたい」と春季キャンプから、1軍争いに加わる意気込みを語った。

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