ロッテ佐藤都志也捕手(24)が17日、ZOZOマリンで契約更改交渉に臨み、1100万円増の来季年俸3100万円でサインした(金額は推定)。

今季は開幕戦で5番一塁としてスタメン出場。その後はルーキー松川と併用の形でスタメンマスクも増え、118試合に出場。規定打席には41打席足りなかったものの、プロ3年目に順調に飛躍した。

ドラフト同期の佐々木朗と高部も、それ以上に飛躍した。

「オープン戦から高部がアピールしてたので、自分は置いて行かれるなってくらいの勢いだったんですけど、良きライバルとしてシーズン中も『通算安打数は俺のほうが上だ』とか言ったりしてたので。そういうところも笑顔で刺激しあえる同期ですし、朗希に関しても完全試合とかすごいところいってしまってるので、自分も追いつきたいなって気持ちはあります。4年目になりますし、個人でも圧倒的な数字を残しつつ、日本一に導けるような気持ちを持って来年はやっていきたいです」

来季は正捕手争いに参戦しながら、一塁も三塁も外野も視野に入る。「試合に出ることはうれしいことではあるんですけど、かえって逆に自分の調子次第でチームを勝たすことができないので」。中軸候補として得た学びで、もっと大きくなる。【金子真仁】