日本プロ野球名球会は10日、沖縄セルラースタジアム那覇で「名球会ベースボールクラシック2022 沖縄」を開催した。午前中は野球教室を行い、午後はレジェンドメンバーがセ、パに分かれて7イニング制のオールスター戦を行った。両チームのスタメンはNPBの現役では巨人坂本、西武栗山。往年の名選手が豪華に並んだ。
【パ・リーグ】
1(中)福本豊
2(二)井口資仁
3(遊)松井稼頭央
4(指)土井正博
5(三)小久保裕紀
6(一)小笠原道大
7(左)内川聖一
8(捕)和田一浩
9(右)栗山巧
投手=東尾修
【セ・リーグ】
1(指)山本浩二
2(遊)坂本勇人
3(捕)阿部慎之助
4(一)新井貴浩
5(左)ラミレス
6(中)福留孝介
7(右)荒木雅博
8(二)宮本慎也
9(三)鳥谷敬
投手=黒田博樹
試合はセが1回に新井の犠飛で先制し、荒木の押し出し四球で2点を先制。3回に荒木、鳥谷の適時打でリードを4点に広げた。
パは5回に内川の適時打で反撃。6回に1死からの和田、井口、松井、内川、小久保、小笠原の6連打などで一挙4点を奪い逆転した。
パが1点をリードを守り当初予定されていて7回が終了。パが勝利と思われたが、一塁側ベンチから山本浩二が飛び出し、本塁付近で東尾修に“おねイチ”の土下座。急きょ試合は“延長戦”に突入した。
8回1死満塁で坂本が、投手を務めた和田の前に中飛に倒れた。坂本は大先輩たちにヘルメットをとって深々と頭を下げて謝罪した。最終打者となった谷繁は左飛に倒れ、1点差のままパが逃げ切った。