来季は“キャリアロー”を目指す? ソフトバンク今宮健太内野手(31)が11日、福岡市内で行われたトークショーで珍目標を掲げた。ファンからの質問コーナーで「来年はホームランを何本打ちますか?」と質問を受けたが「1本!」と言い切った。仮にシーズン1本塁打なら、主力に定着した12年以降では最少だ。

理由は明確。今季は「振りすぎない」をテーマに本塁打の欲を捨て、キャリアハイの打率2割9分6厘の成績を残した。コンパクトに強く振る不動の精神が、好調を維持した要因だった。結果的に7本塁打だったが「そういった欲を持たないということが我慢できたシーズンだった。欲を抑えて、低く強い打球を打つというのを意識して継続していきたい。1本です」。0本と言わなかった理由は「ちょっと、1本は打ちたい」と笑った。

確実性を上げれば初の打率3割は見えてくる。今季は4厘差で大台に届かなかったが「上出来です。3割の壁との戦いや挑戦ができるとは思っていなかったので」と自己評価は高い。「土台はできたと思っています」。来季はさらに「振りすぎない今宮」を追い求めるつもりだ。

今年を表す漢字には「我」を選んだ。「やり通しました。ホームランを打ちたい思いすら持たないように今年1年間やってきた。まさにこの漢字」。23年も我をぶれさせることなく意志を貫く。【只松憲】

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