ソフトバンク上林誠知外野手(27)が12日、福岡市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、600万円減の来季年俸3750万円でサインした。

9年目の今季は開幕スタメン出場を果たし、33試合に出場。打率3割1厘の数字を残しながら5月18日の西武戦(沖縄セルラー那覇)の試合前練習でアキレス腱(けん)を負傷し、5月20日に手術を施した。「まずは早く治して、万全にして、今まで以上の結果で球団に恩返しをしたい」と復活を誓った。

また、この日は日本ハムから海外フリーエージェント(FA)権を行使した近藤健介外野手(29)を獲得することが判明。上林にとっては同じ外野手のライバルとなる。正式発表を待たずして会見で話題を振られた上林は「何度も言ってますが、他人のことを考える余裕がない。自分のことだけを考えて、自分がいいパフォーマンスをすれば必然と試合には出られると思う。そこらへんは何も考えずにやっていけたら」と話した。(金額は推定)

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