オリックス太田椋内野手(21)が17日、大阪・堺市内で行われた「日本一宮崎フェア」に参加し、トークショーを行った。ファンとの質疑応答では、「31」からの背番号変更を聞かれ「1ケタの番号はつけたいと思う。何番がいいというのは特にない。強いて言うなら、6とか。高校の時につけていたので」。現在「6」は宗佑磨内野手(26)の背番号だけに、「強いて言うならですよ」と先輩に気を使いながらの返答となった。

オリックスの1ケタ背番号では、レッドソックスへの入団が決まった吉田正尚外野手(29)の「7」が空く。その問いかけには「7番は荷が重いですね。あれはダメです。7番以外で」と苦笑した。太田は今年の日本シリーズで、史上初の初球先頭打者本塁打を放ち、26年ぶりの日本一に貢献。「球団の方にお願いできるような成績を残せるようにしたい」と内野のレギュラー定着で1ケタ背番号の実現を目指す。