今季、2年連続リーグ優勝、26年ぶりの日本一に輝いたオリックスが「感動大阪大賞」を受賞し、26日、大阪府庁で行われた贈呈式に湊通夫球団社長(60)、大阪府出身の阿部翔太投手(30)、中川圭太内野手(26)が出席した。

同賞は世界レベルのスポーツ大会や催し物等において優秀な成績をあげるなど、府民に深い感動を与え、府の施策に大きく貢献した大阪ゆかりの人や団体などに贈呈される。オリックスは25年ぶりにリーグ優勝した昨季に続き2年連続での受賞。大阪府の吉村洋文知事(47)から賞状が贈られた。吉村知事は「(リーグ連覇時は)もうアカンと思ったが、最後まで諦めずに食らいついていくというのは本当にすごいなと。日本シリーズもそうでした。勇気と感動を与えていただきました」とたたえた。湊社長も「来年パ・リーグの3連覇、日本シリーズ連覇を目指しますが、できればこの賞の3年連続受賞を取りに行きたいと思います」と意気込んだ。

阿部は「もうアカンというのは何回もあったんですけど、しっかり盛り上げていただいたおかげで優勝して日本一になることができました」とファンに感謝。中川は「また(優勝)パレードを見てみたい」と話し、吉村知事は「ぜひ来年もパレードをやりましょう」と応じた。

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