もっと聞きたい! 阪神ドラフト1位の森下翔太外野手(22=中大)ら新人7選手が12日、NPB新人選手研修会にオンラインで参加した。森下は講師を務めた福留孝介氏の言葉に熱心に耳を傾け、「おかわり講義」を熱望した。

大先輩は中日、阪神、メジャーなどで日米通算24年間プレーしたレジェンド。野球界の後輩は「メジャーやWBCの舞台で戦っている姿が印象に残っています」と目を輝かせる。福留は24年間もプロの世界で生き抜いた。「(22歳の自分に置き換えれば)46歳となる。すごいことです」と感服するしかない。

「トレーニング、サプリメントも自分で選ぶことを今のうちから考えて」

「給料を体に投資して」

22分間の講義には長寿の秘訣(ひけつ)が盛りだくさん。「自分も長いキャリアの中で野球をしていきたい。お会いする機会があれば、プロ野球などで経験されてきた詳しい話を聞かせてもらいたい」。対面する瞬間のイメージをモチベーションにつなげていく。

もちろん、プロ野球選手としての自覚や責任もより高まった。「福留さんの話も含め、今後大切にしていかないといけないことばかり。しっかりと行動していきたい」。夢を与える存在の1人として、あらためて気を引き締めた。

2月1日キャンプインまで3週間弱。「どれだけ継続できるかが大事。継続して頑張りたい」。虎の大先輩の助言を胸に、悔いのない1年目にしていく。【三宅ひとみ】

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