ソフトバンクの背番号「34」椎野新投手(27)が、先発ローテーション入りへ着実なアピールを続けている。

14日の紅白戦では2回を投げ、周東の内野安打1本のみで無失点。「めちゃくちゃいいです。コントロールが良くなったのが一番。むだがないフォームになってきた」と手応えをつかんできた。

昨秋キャンプから先発に本格挑戦。元々、得意だったカーブに加え、シュートやチェンジアップにもトライした。「チェンジアップ、シュートがかなりいいと言われています。楽しいですよ、球種を増やしたら。ニュースタイルです」。今キャンプではブルペンでチームトップ級の球数を投げ込んでいる。

海の向こうでは、ソフトバンクから米大リーグのメッツに移籍した千賀が、キャンプで初ブルペン入りし背番号「34」をお披露目。椎野は「千賀さんみたいに、ぼくは日本で頑張ります」とこぶしを握った。

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