阪神ドラフト1位森下翔太外野手(22=中大)が、昨季の韓国11勝左腕撃ちで開幕スタメンを猛アピールした。

プロ2度目の3番右翼でスタメン出場。小幡の先制打で2点をリードした3回、なお2死一塁の場面だ。カウント1-2と追い込まれたが、高めに浮いた真っすぐを逃さず捉え、逆方向に運んだ。右中間への二塁打で4試合11打席ぶりにHランプをともした。

「ヒットが出ていなかったので、1本出てよかったです」

相手は昨季韓国で11勝を挙げ、代表チームでもエース格を務める具昌模(ク・チャンモ)投手(26=NCダイノス)。持ち味のフルスイングで対抗し、失投を逃さず仕留めた。

日々、微修正を加え、ベストのフォームを模索している。この日は打ちにいく瞬間、ヘルメット側に(バットが)向き過ぎないことを意識したという。「まだ芯でしっかり捉えきれてないので、もうちょっと修正していきたい」と貪欲だ。

31日に開幕DeNA戦を戦う京セラドーム大阪で、右翼守備も無難にこなした。「守りやすい環境でした。不安はないかなと思っています」。予行練習もばっちりだ。

2日間で侍ジャパン、韓国代表と最高のお手本を肌身で体験した。「初球からどんどん振って、スイングが強いと思った。自分もしっかり振れたら」と刺激をもらった。右翼レギュラーの筆頭候補。5打数1安打の結果には満足していない。「まだまだアピールが足りない。何とか結果を残して今後につなげたい」。貪欲に進化を続ける。【三宅ひとみ】

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