昨季まで中日でプレーし今季、日本ハムに加入したWBCキューバ代表のアリエル・マルティネス捕手(26)の入団会見が24日、北海道北広島市のエスコンフィールドで行われ、できたての新球場に「モチベーションたっぷりです。(新球場は)素晴らしいの一言。唯一足りないことは優勝することだと思うので、頑張ります」と意気込んだ。

背番号2のユニホーム姿も披露。同席した新庄剛志監督(51)から「数字で言うと打率2割8分、20本塁打、70打点、(打順は)5番、10盗塁」と具体的な期待を示され、希望のポジションと打順を聞かれたマルティネスは「毎日クリーンアップがいいです。たくさん長打を打ちたい」。この日のヤクルトとのオープン戦で、まずは6番DHで“本拠地デビュー”する予定。

キューバ代表の捕手としてWBCに出場し、22日に来日したばかり。「日本野球のレベルは非常に高い。アメリカが注目を浴びる機会が非常に多いが、そのアメリカに日本が勝った。そういう国でプレーを続けるんだということを、改めて実感した」といい「侍ジャパンに選出された山本投手や佐々木投手らと対戦して、自分の実力がどれくらい世界の力に対抗出来るかを確かめたい」と、パ・リーグ投手陣との対戦を熱望した。

ニックネームはスペイン語の「グワチョ(Guacho)」で「キューバの田舎では優れたカウボーイをグワチョと呼びます」とマルティネス。待望の助っ人合流に、新庄監督も「グワチョグッズいっぱい作らなきゃ!」と、ノリノリだった。

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