WBCで3大会ぶり3度目の優勝を果たした侍ジャパンのメンバー、オリックス山本由伸(24)、宮城大弥(21)、宇田川優希(25)、山崎颯一郎(24)の4投手が24日、チームに合流し今の思いを語った。この日はオープン戦・阪神戦が行われる京セラドーム大阪に姿を見せ、試合前練習で体を動かした。

1次ラウンドのチェコ戦1試合に登板した宮城は「少しほっとした感じでくることができました」と慣れ親しんだチームに安堵(あんど)。久しぶりに対面した中嶋監督に「開幕戦お願いしますと言っておきました」と開幕投手を“直訴”したことを明かした。指揮官の答えは…。「却下されました。京セラで(侍ジャパンの)試合をした時もお願いしたけど、だめでした」。体の状態は問題ない様子。「どこでも行けるというのは伝えてはいる。どう判断されるか分かりませんけど、準備だけはしたい」と頼もしく話した。

1次ラウンドのオーストラリア戦に先発し、4回無失点と好投した山本は「すごく特別な1カ月間を過ごせた」と充実の様子。「体はしっかりできていると思うので、またボールが戻ったり、多少変わることはあるので、しっかり練習して、調整して、いい状態で開幕に合わせていけたら」と意気込んだ。

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