日本ハムに加入したWBCキューバ代表のマルティネスが、チーム合流後、即「6番DH」でヤクルト戦にスタメン出場した。

中日に在籍していた昨季、15打数6安打2打点で対戦打率4割と打ち込んでいたヤクルト小川が相手。2回、第1打席の初球だった。真ん中のカーブをすくい上げ右飛。仕留め損ねて天を仰ぎ、舌を出して悔しがった。結局、2打数無安打で“本拠地デビュー”を終えた。

WBCではキューバ代表の捕手として4強入りに貢献し、22日に来日したばかり。新庄監督からは「打率2割8分、20本塁打、70打点、10盗塁」を“厳命”され、5番起用をにおわされたが、現在、5番にはオープン戦で本塁打を量産中の清宮がいる。「毎日クリーンアップがいい。たくさん長打を打ちたい」というマルティネスだが、中軸争いは必至だ。

ニックネームは、スペイン語で優れたカウボーイを表す「グワチョ(Guacho)」。「グワチョグッズ、いっぱい作らなきゃ!」という新庄監督の期待に応えられるか。

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