ソフトバンク和田毅投手(42)が、42歳1カ月で今季初勝利を挙げ、91年今井の41歳9カ月を抜く球団最年長勝利を打ち立てた。
味方の援護点にも背中を押され、5回まで走者を出しながら4安打無失点に抑えた。「長くやらせてもらっているので、そういう記録が付いてきたのかな。たくさんケガもしましたけど、マウンドに立てている。そういう体に産んでくれた両親に感謝です。今日たまたま、両親の結婚記念日だったので、お礼を言わないと」と話した。
初回は3人斬りの立ち上がりを見せたが、2回は2死から四球と安打で一、二塁のピンチをつくった。それでも8番野口を左飛に打ち取って、なんとかしのぐ。3、4回はともに無死一、二塁から踏ん張りホームを踏ませなかった。5点リードで迎えた5回は1番太田からの好打順だったが、あっさり3人で片付けた。
「調子は良くありませんでしたが、野手の皆さんのおかげで、気持ちを強く持って投げることができた。援護してくれた野手に感謝したい。今日のような調子では、拓也(甲斐)もリードをするのが大変だったと思う。拓也にも本当に感謝したい。次の登板はもっといい状態で投げられるように、がんばります」
プロ21年目の和田は、春季キャンプで一時は開幕投手候補にも挙がっていたが、中盤に「左ふともも裏の張り」を訴え一時スロー調整となっていた。それでも、オープン戦で好投を重ね開幕ローテーションの座をつかんだ。「松坂世代」のベテラン左腕が衰え知らずの快投を見せた。
▼42歳1カ月のソフトバンク和田が白星を挙げ、前身のダイエー時代に今井雄太郎が記録した41歳9カ月を上回り、球団最年長勝利投手となった。なおパ・リーグ最年長勝利は、50年浜崎真二(阪急)48歳4カ月。プロ野球記録は、14年山本昌(中日)の49歳0カ月。



