オリックス今季初の3連勝はならなかった。投手陣は4人全員が適時打を献上し、打線は8安打を放つも12残塁。中嶋監督は「つながり的にあまり良くないけど、悪くはない。難しいですね」と頭を悩ませた。

流れが来そうな場面もあった。1点を追う4回1死一塁の攻撃。西野の二塁後方への打球処理に相手がもたつき好機拡大かに見えたが、判定は二進を狙った茶野がアウト。中嶋監督はリクエストを要求したが、判定は覆らなかった。

場内のリプレー映像でもセーフに見え、球場のファンからも確信の拍手がわき起こった際どいプレー。試合後、判定について聞かれた中嶋監督は「文句言えないんでしょ。なんぼでも言いたいですよ。でも言えないんですから、しょうがないですよね。結構重要なポイントじゃないですか?」と、気持ちを押し殺すように答えるしかなかった。

◆オリックス村西(3年ぶり先発も4回途中2安打4失点2四死球で黒星)「先発としての仕事ができなかった。せめて5回は投げないといけない。(下手投げに改良したフォームも)まだまだ。これからもどんどんパワーアップしたい」